諸説ありますが約8世紀ごろ、
ペルシャ(現イラン)あたりが発祥の地であり、その後各地で各々進化を歩んで来ました。
西南アジアのサントゥール、ハンガリーのツィンバロム、中国の揚琴(洋琴)、韓国のキム、ドイツのハックブレットが仲間と言われています。
「dulcimer」という語の由来はラテン語であり、「甘美な旋律」を意味する「dulce melos」が語源として推察されています。
台形のボディに1音2弦づつ張ってありピアノの内部にあるようなハンマーを手に持って弦を叩いて演奏します。
金属製の弦を打って音を出す点や、音色の類似性から「ピアノの先祖」と呼ばれています。